Macintosh Classic復活!
皆さんこんにちは 今回は私が高校3年生のころ1990年に発売されたApple社のMacintosh Classicの復活のお話です。
当時フルカラーのPC9801、FM TOWNS、X6800が全盛で、美しい筐体ではあるけど白黒モニターのApple 社の製品は、
北海道では札幌の1件の楽器屋さんにしか売っていませんでした。
雑誌で小室哲哉やユーミンが音楽を作るのにMacintosh Classicをシーケンサーとして使っていると紹介されていて
(当時は46万円くらいだったかな?)DTM少年だった私は毎月札幌に通っては、このMacintosh Classicをあこがれの
眼差しでながめ、ここから奏でられるMT-32の音楽を1時間くらい聞いて帰ってくることを繰り返していました。
時は経ち2015年 iPadのクレドールに改造しようとヤフオクでMacintosh Classicの稼働品を17,800円で購入。
とりあえず、中はバラして、いらない部品はすべて処分。
中も埃だらけだったので風呂場で綺麗に洗浄。
最低限の加工で済むように、モニターの固定用ベゼルの四隅のねじピッチを測定します。(現在は3Dスキャナーがあるので、
丸ごと3Dデータを作れるので、この作業は必要なくなりました。)
これを3Dプリントして合いを見ます。
隙間があるところ、干渉するところを確認して、きっちり合うようになるまで、トライ&エラーを繰り返します。
合うようになったら、ちょうど合うサイズのモニターを探します。
今回はAmazonで見つけたcocopar社の9インチモニターをチョイスしました。
こちらも寸法をできるだけ詳細に測定し、Macintosh Classicの筐体と干渉しない位置にベゼルと固定できるように配置して、
モニターケースをモデリングします。
3Dプリント品が出来上がったら、各部品を取り付けてます。
今回はWindows10のPocketPCを組み込んで、壁紙に当時の画面をはめ込んで完成です。
手間はかかりますが、やれば誰でもできるほど簡単ですね!
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