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《ICTCOメディコン通信》雨に負けるな!6月会員ミーティング

      2017/06/18

こんにちは!ご無沙汰のMiokaです~

もう梅雨入りですね!雨は苦手ですが紫陽花とカエルは大好きなので、感情が安定しない毎日を過ごしています。。

先週の金曜、9日は6月の会員ミーティングがありました!外部の方お二人にプレゼンをしていただきましたが、ICTCOと繋がりそうな感じビンビンでしたよ~

 

新会員さんのご紹介は今回はこぢんまりと。

株式会社TOMMORROW Films.の友納さんにかるぅくご挨拶いただきました。

TOMORROW FiLms.さまは、海外の映画や映像を買い付けて、国内の映画館や媒体にそれをまた買ってもらって、ということをされている配給会社さんです。

最近は海外の映画もタイムラグなく入ってきて、本当に身近になりましたよね。古い映画もネットやレンタルDVD屋さんに大抵ありますし。授業柄、古い映画も見なければならない身としては、ありがたい限りです。

ICTCOは今まで”アート”分野が寂しかったですから、ぜひその分野で企画や事業を進めていただきたいです!

ところで、中野って映画館ないんですよ。これって、トリビアになりませんか?

 

さて、今回はICTCO会員でない方二名をお呼びして、プレゼンをしていただきました。

高齢者向けUI(ユーザーインターフェース)にフォーカスして、違った視点からお話を伺いました。

 

まずはVoice TextのHOYAサービス株式会社から、金田さま。

Voice Textでは、入力されたテキストから音声を作る、合成音声を扱っていらっしゃいます。

この技術は、コールセンターの自動応答やスマホ、動画マニュアル、プレゼン音声、TV番組のナレーションやロボットまで、使われている分野は多岐に渡ります。みなさんも、絶対に一度は聞いたことがありますよ!

実際にいくつか例を聞かせていただきましたが、すごく自然なんですよね。ほとんど違和感ないですし、耳触りもいいんです。

一番驚いたのは、合成音声で感情まで再現できること。喜怒哀楽が、声の高さ(恐らくピッチ等でも区別があるのでしょうが)で作り分けられていて、圧巻でした!

例えば、今までの歌ったりしゃべったりする合成音声って、イントネーションとか抑揚が一本調子で、「ワーウレシイー(棒)」って感じでしたよね。それがVoice Textでは、「わぁ!嬉しい!」っていう感じなんですよ!

最近のAIやロボットは、感情のギミックもあるらしいんです。そういう場面でも、大変重宝されているとか。

しかも、短い時間の音声データから、その人の声質だけでなく、口調や語尾まで学習して、合成音声にすることもできるんですって。(好きな声優さんの声で自分の名前呼んでもらっちゃったりして。)

極め付けにとっても便利なのが、翻訳用の小型機械でも十分動く性能の良さ。スタンドアローンで動くので、ネット環境も必要ありません。

最近、合成音声が随分自然になってきたな~と思っていたら、HOYAさまの技術力のおかげだったんですね…いやはや、恩恵にあずかっています。やっぱり聞きやすいと、ロボットやナレーションで「んー、なんか変だな…」というモヤモヤが無くなって、感情移入しやすくなりますね!

離れて暮らす高齢の家族にも、電話で連絡するより、テキストメッセージを送っておいて、都合のいい時に音声で再生してもらう、という風に使えば、どちらにとっても都合がいいですし、より続けやすいですよね。

ぜひICTCOの会員の皆さんも、HOYAさまの合成音声をきっかけに、新しいビジネスの手がかりを掴んでくださいね!

 

お次は、「ゲーム機を利用した維持期リハビリテーションの取組ー心が動けば体も動くー」と題し、JSMN日本運動器看護学会の高橋さまにお話しいただきました。

みなさんは「リハビリ」と聞いてどんなことを想像しますか?

長い期間がんばらなきゃいけない…辛そう…大変なんでしょう?…痛い!って叫んでる映像を見た…

私はそんなイメージがあります。

でも、年齢を重ねてからはどうしても運動機能が落ちるもので、それを維持するためにはリハビリは必要です。骨折や関節を痛めたりしたら、尚更大切です。

でもなかなかモチベ―ションを維持するのは難しいですよね。だって、もっと上を目指す!っていうより、元に戻す・現状をキープするっていう、結果が見えにくい取り組みになりますから。

そこで、高橋さまが考えたのは、「体を動かす」のを目標にするのではなく、「楽しむ」を目標にすること。

リハビリを、「リハビリ」として行うのではなく、「ゲームで遊んでいたら、それがリハビリになった!」という風にしてしまおう!ということなのです。

私も、ネットゲームですごい速さで流れていくチャットに、必死に食らいついてたら、いつの間にかタイピングが上達していました…それまでに買ってもらったタイピングゲームソフトでは、そんなに上達しなかったのに、ですよ。

そこで、デイケアセンターに、ゲームセンターでよく見る「ワニを叩くゲーム」等の「何かしらの生き物を叩くゲーム」や、光ったマークを素早く指でタッチするゲームを設置して、1年間データを取りました。

条件は、6か月に一回、健康についてのセミナーを行うこと、3か月に一回、体力測定を行うこと、そして職員からはゲームをやることを強制しない、というものです。

結果は、最終的に約23%の人が継続的にゲームを楽しむようになり、10か月目以降の体力測定で、足踏み回数や歩く速度が向上したのです!

また、途中から点数を出すようにしたり、職員と競ってやったりすると、よりモチベーションに繋がり、非常に楽しみながらゲームをやっていたそうです。

やはり大切なのは、「楽しむこと」。「リハビリだからがんばらなきゃ…」という気持ちより、「もっと良い点数を出したい!」「もっと楽しみたい!」という気持ちの方が、無理なく続けていけますよね

結果でもわかるように、10か月目から運動能力は向上しています。継続するのが、リハビリでは本当に大切なんですね。

私も以前から半月板を痛めてまして、でもリハビリ、というか筋力向上はさぼりぎみなのです…。もっと「楽しむ」ことを主眼に置いて、メニューを組んでみようかしら、と思いました。

 

ICT分野では技術も大切ですが、使う側がいかに自然に、日常に取り入れられるか。それは高齢者向けUIだけでなく、全てのICT技術に重要なことだと思います。

今回お二人の方に、外部から新鮮な実例をご紹介いただきました。どちらも興味深く、他の分野にも繋がっていくアイデアがいっぱい潜んでいるように思います。

みなさんも、どんどん会員ミーティングなどの交流の場にいらっしゃって、沢山アイデアを吸収していってくださいね!

近頃ICTCOで出没率の高いMiokaでした~!

 - 3DPrint NEWS

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