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パラメトリックと非パラメトリックとは?!html+CSSとillustratorの違いについて

   

最近、htmlとCSSを弄ることと、Adobe Illustratorで作業することを並行して行なっていました。
その中で、Illustratorの不便さのようなものを少し感じました。
それは、CADで語られるパラメトリックと非パラメトリックに少し似ているのかと思います。

htmlの方では、htmlの方に必要なテキストを記述し、別ファイルに装飾のためのCSSを書きました。
その為、テキストの変更はhtmlで、デザインの変更はCSSでという感じです。
1つのCSSをそれぞれのhtmlで読むようにしたので、トップのページやその下の階層のページのデザインは一括で管理出来ます。
この状態から、デザインを変更したい(文字のフォントや色を変えたい、背景を変えたい、配置を変えたいetc)場合は、1つのCSSを弄れば済みます。

Illustratorの方では、似たようなフォーマットを複数ページ作ろうとしました。
page01.aiのデザインを修正すると、page02.ai、page03.ai、、、pageN.aiまでのN個のファイルを修正するはめになりました。
1つのファイルのパラメータを他ファイルにもまとめて適応されてくれよ、と思いました。
(1つのファイル内で複数のページを作ってレイヤーなりで管理しながら、⌘Aでどうにかすれば良いのかもしれないけど)
(ちゃんと調べれば、何か方法があったのかもしれないのですいません知識不足です。)


ここでの作業の違いは、パラメトリックモデリングと非パラメトリックモデリングの違いに似ている(のかなと思いました)。
もにょもにょしたものをパラメトリックデザインと呼ぶような風潮もあるが、ここでは履歴やパラメータを保持してデザインしていくものの意とします。

パラメトリックモデリングでは、適当なパラメータをあてて、関係性をどんどん決めていくことができる。そしてある程度出来た後にパラメータを調整して、デザインを変える修正することができます。

非パラメトリックモデリング(ダイレクトモデリングとも呼ばれる)では、ヒストリーとして何かが残っているわけではないので、あとで前の段階で作ったものを修正ということは基本的に出来ません。

パラメトリックの機能が必要なのは、試作を繰り返す際の作業効率を大事にするような製造業というイメージがありますが、そうでない環境でも付いているとても便利です。
(製造業向けのソフトウェア、SOLIDWORKS、Inventorなどには必ずついているはずです)

htmlとCSSでは、CSSの方で、でごにょごにょ関係性を記述しているので、パラメトリックモデリングのように、CSSを触ることでパラメータだけを後でいくらでも変えることができますし、関係性を決めたCSSを読み込んであげれば、読み込んでいるhtmlファイルをまとめてデザインが変更できます。

逆に、illustratorでは、オブジェクトが違えば色の塗り替えや、フォントの変更ができるが、ヒストリーをいじることはできません(非パラメトリック的)。おのおののオブジェクトを変更することはできますが、複数ファイル、複数オブジェクト、複数ページにまたがるものはまとめて変更できません(ちゃんとやればできるかも)。

パラメトリックモデリングと非パラメトリックモデリング、もしくは、ヒストリーかダイレクトと二項対立的に比較されますが、僕の個人的な感想は、前者の方が圧倒的に便利で、非パラメトリックな環境はあまり使いたくないなと思いました。


自分のPCには入っているソフトで言えば、Rhinocerosでは、ヒストリーをつかわずにも(一応あるがデフォルトの設定でオフになっている)、grasshopperによりパラメトリックが可能です。
また、Autodesk Fusion360は、基本は無料のソフト(有料ユーザーでも安い)であるが、ヒストリーが付いているのでパラメトリックモデリングが可能です。

しかし、平面へのデザイン、グラフィックデザインの標準ツールとなっている、Adobe illustratorでは、積極的にパラメトリックを使えるわけではありません。
また、スクリプトという機能もありますが、それは、便利な拡張機能を作るということが多いようでした。
illustratorがパラメトリックを持っていないので、僕はカッティング用のデータなどであればRhino+grasshopperで作り、.aiで書き出すことが多いです。

グラフィックを作るのであれば、processingやopenFrameworksで、自分でコードを書くのでパラメータをいじれるようにつくることができる顔思います。
illustratorに耐えれなくなったらパソコンがもっとできるようになったら、illustratorから離れ、別の環境で制作するようになるのかなと思いました。
(後で修正する必要がないようなすごく簡単なものであれば、ヒストリーはいらないので、illustratorや、wordでサクッと作れば済むのですが)

ちなみに、自分の周りで多くの人が使っている、ヴェクターワークスではヒストリーが基本的にないが、シンボル等の機能があり、部分的にパラメトリックデザインのように使えるようです。

いろいろ書き出してみると、grasshopperやFusion360のようなパラメトリックモデリングが可能な環境はとても優れているなと改めて感じました。
そして、illustratorで不便な思いをしまくてもいいように、コードを書ける力をつけたいと思いました。

吉岡

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