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Autodesk Mementoを使う、Fusion360でのスカルプティングとは?!

   

Fusion360について、YouTubeをみていたところ、気になる機能があったので調べてみました。

それは、3Dスキャンから作った3Dモデルや、インターネットから落とした3Dモデルを、Fusion360のスカルプティングでいじるというものです。

 

使用しているソフトは、Fusion360と、Mementoです。

 

 

Mementoとは、Autodeskが現在β版として公開しているソフトです(無料です)。

SS 2016-03-20 21.32.51

公式サイト(https://memento.autodesk.com/about)より

 

主な機能として、下記の3つだと思います。

・複数の向きから撮影した写真から3Dモデルを作る

・写真から作った3Dモデルや、他のソフトで使った3Dモデルを修正する

・3DプリントやCNCマシン等での、ファブリケーションのために適切な書き出しをする

(参照:https://memento.autodesk.com/features

 

今回は、ファブリケーションのために適切な書き出しをする、という機能を使います。

3Dモデルの共有サイトの大手・Thingiverseなどで公開されているSTL形式の3Dモデルを使って実際にやってみます。


5つのステップです。

1.Mementoにファイルを読み込む

2.Mementoにてメッシュを編集し書き出す

3.Fusion360に読み込む

4.スカルプティングできるように、Tスプラインのモデルに変換

5.ソリッドに戻す


 

1.Mementoにファイルを読み込む

Mementoを立ち上げると、DashBoardか、Editorのどちらかが開かれているともいます。

今回は、既存の3Dモデルを使うので、DashBoardの方を選びます。

上から、2つ目のMyComputerの、Load a modelから、読み込むモデルを選択します。

ここの3Dモデルは、STLファイル以外でも、メッシュであれば読めるようです。

Memento1

 

 

2.Mementoにてメッシュを編集し書き出す

3Dモデルを読み込んだときに、メッシュの様子を確認できるように、下部のメニューから表示方法を変更してみました。

Memento2

モデルを見てもらうと分かりますが、メッシュは三角形から出来ています。

Fusion360において、Tスプラインモデルは、四角形からなるメッシュが望ましいとなっています。

それに合わせて、Mementoで四角形のメッシュに変換していきます。

左側のメニュー、下から2つ目の、Expert 3D modelを選択します。

Memento4

形式を選択

ここで、書き出すファイル形式を選択出来るので、四角形になるもの( OBJ(QUAD) )を選択します。

ポリゴンの数は、PCのスペックにもよりますが、多くても2000くらいが良いかと思います。

一度書き出したものを、再度読み込んで、メッシュの様子を確認してみます。

SS 2016-03-20 22.39.25

四角形です

 

 

3.Fusion360に読み込む

四角形のメッシュになっているので、これをFusion360に読み込みます。

Fusion360で、データパネルを開きます(3×3のアイコンのところです)。

そこで、上で作ったOBJファイルをアップロードします(雲のアイコンのところです)。

データパネルにアップロードできたら、普段のように開きます。

Fuison0320-1

 

 

4.スカルプティングできるように、Tスプラインのモデルに変換

SCULPTモードに設定し、左側のBodiesから、OBJファイルを選び、右クリックのメニューでConvertを選択する

Fuison0320-2

Fuison0320-3

Convertのポップアップの指示通り選択し、OKをクリック。

Operationのところを、紫色のTスプラインモデルのタイプにします。

少し重いです。

SS 2016-03-20 23.11.12

通常のTスプラインのモデルと同じ様にいじることが出来ます

 

 

5.ソリッドに戻す

Tスプラインのモデルのままでは、3Dプリントも何も出来ないので、ソリッドに変換します。

 

Fuison0320-4

先ほどと同じように、左側のBodiesから右クリックで、Convertを選択します。

Operationのところを、白色のソリッドモデルのタイプにします。

これで、ソリッドに出来れば、あとはプリントするなり、FBXファイルに書き出してCGに使うなり自由にできます。

 


 

ここまでやってみて気になったことが2つあります。

・Mementoのメッシュの削減で、がっつり削減すると、結構な頻度でモデルが崩壊します。

SS 2016-03-20 23.29.24

削減するアルゴリズムの問題なのか分かりませんが、MementoとRhinocerosでは勝手が違います。

Mementoでは、メッシュを削減すると、切れてしまうというか開いたメッシュになってしまいました。

Rhinocerosでのメッシュの削減では、解像度が落ちてアバウトな閉じたメッシュになります。

開いているメッシュは、あまり使い勝手が良くないので、ブリッジなどを使って修正しなければなりません。

それは面倒なので、今回はRhinocerosにて、メッシュの削減をしました。

.

・四角形メッシュに書き出したとしても、どうしても上手く行かないところが残りエラーが出る

SS 2016-03-20 23.29.12

最後に、ソリッドに変換する際にエラーが出ることがあります。

すべてが四角形メッシュであれば、各頂点に4本のメッシュのエッジが来るので問題はありません。

しかし、場所によっては四角形メッシュを上手く作ることが出来ずに、三角形メッシュが残り、

頂点に対して、3本、または、5本のエッジが入ってしまいます。

その部分は、Tポイント、もしくは、スターポイントと呼ばれるあまり好ましいものではないようです。

少しのTポイントや、スターポイントであれば、Auto Repair等で処理できますが、数多く出てしまうとあまり良くない気がします。

解決策を現在確認中ですが、分かる方がいらっしゃれば教えてください。

終わり。

 

吉岡

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